在宅医療部門について
患者さまの立場になって接する

ご家族や医療スタッフと連携を取り、薬を通して患者さまを支援する事が、サンヨー薬局在宅医療部門としての責務であると考えています。

平成9年頃より他薬局に先駈けて介護施設などに入居されている方、医師の訪問診療を受けているなど、来局が困難な方々のご自宅に薬剤師が訪問して、服薬支援を行っています。

患者さまそれぞれのADLや環境に合わせて、お一人お一人のオーダーメイドな一包化・粉砕調剤などの調剤で、服薬のお手伝いをさせて頂いています。

さらにご自宅で療養されている患者様には自宅療養を積極的に支援し、がん末期などターミナルの患者さまには緩和ケアにおいての医療麻薬の使用など、医療・介護スタッフ間での疼痛コントロールにおける薬剤使用に関するマネジメントを行っています。また中心静脈栄養の必要な方にも、処方箋で使用可能な薬剤の選択・輸液ポンプなど機材のコーディネート・必要に応じて注射剤のミキシングなども行っています。

これから訪れる超高齢化社会に向け、患者さまの傍らに寄り添い、必要なときには他の医療・介護スタッフへの進言まで、医療と介護のコーディネートには最も力を入れ取り組んでいる部門です。